チームワークについて 3
「全」でこうすることによって、状況を捉える際の片寄りも、「消化・発見」の囚われも大幅に防ぐことが可能となり、対象のポイントにより接近できるわけです。
「消化・発見」という人間力のクライマックスこそは「全」でやるのですが、それ以外のこと、実行段階は言うに及ばず・・・
たとえば事実を集めたり、あるいは調べたりなど、動きを伴う場面においては、できる限り分担して、「個」でやるのが望ましいでしょう。
計画段階さえ、その初期には「個」で別々にやったほうがよいでしょう。
それぞれが「消化・発見」に参加して、借りものではなく、自分たちの「わかった」になっており、思いと状況を共有しているから、それができるわけです。
私はよく、「チームワークしようと思ったらみんなで動くな」と言います。
正確に言えば、「全」でやるのは「消化・発見」だけにして、「個」でやることを増やそうという意味です。
理由は2つあります。
第一は効率、これは言うまでもありません。
第二は、そのほうが、共有化も進み、みんなの参加度もより深くなるからです。