知的特性と志向
「男性文化」に対抗する形で「女性文化」を唱えたのは、ウーマンリブの側です。
その両者の間に「本質的な差」があるのかどうかは、「文化」というもののとらえかたにもよることで、確言できません。
ただし、ビジネスの世界の日常のなかで、ともに働く仲間として男と女を比較した場合、いわば「知的な特性」と「志向」において、かなりの差異が感じられます。
端的ないいかたをすると、ビジネスウーマンとして相当の立場にある人でも、ときに「モノ知らず」ではないか、と感じさせられることがあります。
こんないいかたに対して、すぐにも反論が出てくることは、私もよく知っています。
たとえば「モノ知りの程度は個人差であり、男にだってモノ知らずはたくさんいる」といった反論もあるでしょう。
それは、そのとおりのようですが、私があらかじめ「ビジネスウーマンとして相当の立場にある人でも」と書いていることに注目してほしいのです。
人間集団の比較に当たっては、なるべく同じ水準のグループを選んで比較すべきです。
「優秀な女性たち」と「優秀でない男性たち」を比較するのは、適切ではありませんし、その反対も不当です。
そして私は、派遣 千葉などのビジネスの世界で「相当の立場にある」男女を比較して、「モノ知らず」の論を出しているのです。